奥入瀬渓流ホテル(十和田市奥瀬)
2009年12月07日[弘前市以外]※11月中旬、十和田への小旅行の続きです。
奥入瀬渓流を散策した後、予約していた奥入瀬渓流ホテルにチェックインしました。
こちらは奥入瀬渓流沿いに立つ唯一のホテルなのですが、冬季休業前だった為か普段よりもかなりお安く泊まる事ができました。
こちらに宿泊して、色々とオススメしたい点があるのですが、私が一番満足したのは何と言ってもお食事。夕食はバイキングをいただいたのですが、「地場産野菜のヒバの香蒸し」「シェフオリジナル 森のサラダ」を始めとして、地元の素材を生かしたメニューが盛り沢山でした。
特に「地場産野菜のヒバの香蒸し」は、蒸した地元野菜にヒバの香りが付いて、シンプルながら、何度でも食べたくなる美味しさでした。(女性の方は、やはりお替りをしていました(笑))また「五穀米のお茶漬け」は、五穀米のお結びに出汁をかけていただくのですが、こちらもシメにぴったりで、美味しかったです。
温泉は、大きなガラス窓から八甲田の山々を見渡せる展望風呂と、渓流の音が心地よい露天風呂などがありました。日が沈んだ後だったので、外の景色は見えませんでしたが、やっぱり温泉は気持ちが良いですね。こちらは売店も、温泉も24時間やっているので、時間を気にせず、ゆっくりと過ごす事ができました。
もう一つ、こちらのホテルには素敵なラウンジがあります。夜は暖炉の火を眺めながら、誰もがのんびりと、それぞれの時間を楽しんでいました。
今回は肝心なお食事の写真を撮り忘れてしまい、うまくお伝えできませんでしたが、青森にいらしたら是非オススメしたいホテルです。時期によっては混んでいて予約が取れない事もあるようですが、気になった方はチェックしてみて下さいね。
奥入瀬渓流(十和田市十和田湖畔)
2009年12月04日[弘前市以外]※11月中旬、十和田への小旅行の続きです。
紅葉の季節も終わり、観光の方も少ないこの時期ですが、奥入瀬渓流へ行ってきました。
黒石から奥入瀬渓流に着くまで、途中八甲田山を越える所で雪が降っており、ゴム製のタイヤチェーンを履かせたりしていたため(結局チェーンが必要なほどの雪は降らなかったのですが)、奥入瀬渓流に着いたのが午後3時過ぎくらいでした。
「石ヶ戸」という所に車を止めて外に出てみると、気温も低く、日も少し落ちてきていました。
でもせっかくなので、「三乱の流れ」に向かって遊歩道を歩きました。
気候の良い季節、時間なら、この遊歩道はとても歩きやすいだろうな~、と思います。この時は、道が所々ぬかるんでいましたが、手付かずの自然の中を気軽に歩けるので、とても便利です。
「三乱の流れ」は渓流が3つの流れに分かれ、合流している所です。
この辺りに来ると、他に見ている人もなく、渓流の音だけが響いていました。
渓流沿いを歩いていると、色々な植物が目に入ります。
私が個人的に気になったのは、木に生えているコケ。
静かに流れる渓流の側で、緑色のこんもりとしたコケが、生き生きとして見えました。
もう一つ気になったのは、シダ植物です。すごく大きく広がっているものもあり、木々が枯れた林の中で一段と元気でした。
今回、渓流沿いを歩いてみて、紅葉の時期はさぞかしキレイだろうな、と思いました。
ただ、紅葉の時期に行かれなくても、自然の素晴らしさを十分に感じる事が出来る所です。
もし奥入瀬渓流に行く機会があれば、少しでも歩いてみる事をオススメします。きっと心がホッとする時間を過ごせますよ。(防寒は十分に。)