十二湖を代表する「青池」

もう１ヶ月も前になりますが、５月の半ば、深浦町にある十二湖に行ってきました。

十二湖は、青森県西津軽郡深浦町にある複数の湖の総称で、白神山地の一角にあります。（Wikipediaより）

湖沼は全部で33あるのですが、大崩（地名）から見るとこのうちの12の湖沼が見えることから「十二湖」と言われているそうです。
十二湖は約300年前の地震による山崩れによって出来たと推定されています。

代表的な青池（あおいけ）は、名前のとおり青い色の湖水をたたえる湖。ひっそりとした森の中で、見ていると吸い込まれてしまうような神秘的な湖です。

深さは最大で９メートルあるようですが、水が澄んでいて水の底に横たわる倒木もよく見えます。

ブナ自然林

目当ての青池を見た後は、駐車場でいただいた十二湖散策マップを見ながら「おすすめコース」を歩いてみました。

ブナ自然林が続きます。

ブナ自然林は散策道に木のチップが敷かれていて、歩きやすいです。

このような工夫がされている山道は初めてだったので、ちょっと驚きました。

途中、足元に生えている葉っぱの形が可愛らしいなあ、と思いました。

「おすすめコース」をぐるっとまわり、車道に出ました。
コンクリートの割れ目から、あちらこちらで水が勢いよく湧き出していました。

茶室「十二湖庵」の脇の様子

しばらく歩いて行くと茶室「十二湖庵」があり、その脇には、沸壺の池から湧き出た水が流れ落ちています。
それにしても、すごい水の量です。
ブナ林は沢山の水をたくわえる事が出来るそうなんですね。

青池には一度行った事があるのですが、時期によって色も違って見えます。
「前に見た時と色が違う」とおっしゃっていた方もいましたが、私も今回は以前見た時よりも青く見えました。
特に春から初夏にかけては青く見えるそうなので、ぜひ行ってみてくださいね。